ここでは鈴印においての、実印・銀行印・認印の分け方をご説明します。
それぞれに役割が違いますし、みなさん考え方によって使い分けも様々。
人によって苗字だけの実印や、フルネームの認印などなど。
それら全てを網羅すると非常に複雑な区分けになってしまうので、鈴印では大きく3つに絞っています。
そのためこのページでは実印などの役割ではなく「鈴印で実印を表記されているものは〇〇である」といった鈴印独自の分け方をご紹介します。
他サイトとは違ったカテゴライズをしている場合もあるので、ご注文前にご一読いただき、ご自身の必要な印章にたどり着いてください。
鈴印での「実印」表記はフルネームの大サイズ
【鈴印の実印】
彫刻内容:フルネーム
サイズ:15〜18㎜
鈴印としての実印の考え
姓や名のみでも登録できる実印ですが、鈴印としてはやはり実印=実名の印と考えます。
また実印を捺す環境は、相手との契約の場面です。
そこではしっかりご自身のフルネームで、意思を示していただきたい。
そのため鈴印での実印はフルネームとしています。
サイズに関しても、大きさは主張や威厳に繋がります。
またあまり小さいサイズですと彫刻が細かくなりすぎて目詰まりなどの恐れもあるため、大きサイズで揃えました。
ただしご要望に応じて、より小さいサイズでも対応可能ですし、価格も変わりませんのでご注文の際にお申し付けください。
姓or名の実印を希望の場合
ご家庭の考えやご予算などで、やはりお苗字やお名前のみを希望される方もいらっしゃいます。
また将来的に姓が変わるとの考えから、お名前を選択される場合も。
補足になりますが、現在はご結婚後、旧姓の実印も住民票への旧姓記載の届出によって使用可能※1となっています。
※1詳しくは住民票のある地方自治体にご確認ください。
もし姓や名のみでの実印をご希望の場合は、鈴印では銀行印となります。
お間違えのないようにご注意ください。
鈴印での「銀行印」表記は、姓or名の中サイズ
【鈴印の銀行印】
彫刻内容:姓or名
サイズ:13.5〜16.5㎜
鈴印としての銀行印の考え
実印と比べて登録の際の制約が少ないのが銀行印です。
姓のみ名のみやフルネーム、またイラストが入っていたり、オリジナルデザインなどでも登録可能です。
そんな中、鈴印でオススメするのは名のみ。
どちらかというと捺印する環境は対銀行との取引のみですから、プラベートな使用になります。
またお苗字で作った場合、例えばお母さんが一括管理をする際に、誰の銀行印が分からなくなってしまうこともあります。
オススメするようになったきっかけは個人的な体験でしたが、子供が生まれた時、必死に考えてつけた名前の印を持って欲しかったから。
つまり区別する意味でも、個性を大切にするいう意味でも、お名前のみが最適と考えます。
フルネームの銀行印を希望の場合
鈴印でも人気なのがフルネームの銀行印です。
みなさんおっしゃるのは「銀行印も登録印だからしっかりしたものが欲しい」
やはり実印同様、対外的にご自身の意思を示す銀行印ですから、フルネームもオススメです。
その場合、鈴印では実印になります。
鈴印での「認印」表記は、姓or名の小サイズ
【鈴印の認印】
彫刻内容:姓or名
サイズ:12㎜
鈴印としての認印の考え
紙で何かを残す際、かつ実印や銀行印などの登録印を求められないときに、捺すのが認印です。
つまりどちらかというと、公的な書類に捺すのが役割です。
そのためお名前よりも、お苗字がオススメです。
サイズも登録印よりは小さくして区別をするのがわかりやすい。
とは言えせっかくですから、三文判などの既製印よりは大きいサイズを持っていただきたい。
そのため鈴印では12㎜のみとなっています。
こちらもご要望に応じて、より小さいサイズでも対応可能ですし、価格も変わりませんのでご注文の際にお申し付けください。
フルネームの認印を希望の場合
数は少ないですが、認印にフルネームを使用する方もいます。
お仕事で使う方が大半を占めますが、理由はよくあるお苗字だから他者との区別であったり、重要ポストの方だから他とは違うようにと様々。
その場合、鈴印では実印になります。
まとめ
最後に簡単にまとめます。
フルネーム印:実印(15・16.5・18㎜)
姓or名印:銀行印(13.5・15・16.5㎜)
小さめの姓or名印:認印(12㎜)
鈴印の印章をお求めの場合、用途ではなく彫刻する内容と大きさでお選びください。
他、何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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